歯の予防の重要性
歯を失う原因のほとんどが虫歯や歯周病によるものだといわれています。歯科で虫歯を防ぐために最も有効なのは、毎日の歯磨きだといわれたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、「歯を磨いているつもりなのに虫歯になってしまう」という方も少なくはないはずです。
虫歯は歯磨きだけでなく、生活習慣の改善や、歯科医院での定期的なメインテナンスで防ぐことができるのです。
歯の大切さ
虫歯や歯周病になって治療をしても、歯は元通りになることはありません。歯を補っているのであり、健康な歯に戻ることはできないのです。今以上に「悪化させない」ことがとても重要です。歯は「健康面」と「美容面」の両面から、歯の健康を維持することが大切であると言えます。
健康面での歯の大切さ
私たちが美味しく食事をするためには、歯は欠かすことができないものです。 歯が痛くなってしまえば、満足に食事ができないので、健康に支障を来してしまうほか、 私たちの毎日の楽しみである食事も苦痛になってしまいます。また、歯を失うことによる歯並びの乱れや重度の歯周病は、全身の健康に影響を及ぼすと言われています。
美容面での歯の大切さ
笑顔が素敵な人というのは、男性・女性問わず非常に美しく見えるものです。 そして美しい笑顔の要素の一つとなるのが、この「歯」なのです。どんなに美人な方でも、歯が黄ばんでいたり、歯並びが悪くなってしまっていては魅力も半減してしまいますよね。 また、黄色い歯というのは相手に「不潔」といったマイナスの印象を与える可能性があります。
8020運動
8020運動とは満80歳までに20本以上の歯を残そうという運動のことです。現在の日本では、80歳で20本以上の歯を残せている人が少ないものの、健康なうちからメインテナンスを行うことで、歯を残せる可能性が高くなります。
私たちが持つ歯は多方面において活躍しているものであり、非常に大切なものなのです。今からでも決して遅くはありませんので、これから8020運動を実践されてみてはいかがでしょうか。