詰め物・被せ物

詰め物・被せ物について

詰め物 被せ物

虫歯が進行している場合、悪い部分を削って侵食を止める必要があり、削った部分をカバーするために、詰め物・被せ物を用います。
詰め物・被せ物は保険診療の範囲でも種類がありますし、自費診療を加えれば選択肢はさらに豊富です。予算や外観の良さ、耐久性や金属アレルギーのリスク回避など、患者様のライフスタイルに合わせた治療を提供できるように、当院は多数の素材を取り扱っています。メニューを見て選びたいと思う方は気軽にご相談ください。

取り扱いのある詰め物・被せ物

12%パラジウム合金

詰め物 被せ物 パラジウム合金
保険適用
健康保険1〜3割負担

健康保険なので1〜3割で安価、とにかく虫歯を治すだけで噛めればなんでも良いよと言う患者さんには健康保険でのインレーがおすすめです。

Meritメリット

  • 健康保険なので安価で出来る
  • 金属なので強度が高い
  • コンタクトが出やすい
  • 1週間で出来上がる
  • 強度の心配が少ないので歯を削る量が比較的少ない

Demeritデメリット

  • 銀色をしている
  • 見た目が悪い
  • 金属アレルギーの患者さんは不適の場合がある

12%パラジウム・クラウン

詰め物 被せ物 パラジウム クラウン
保険適用
健康保険1〜3割負担

ごくごく一般的な保険診療で入れるクラウンです、とにかく安価で噛めれば何でも良いよと言う患者さんにはコストパフォーマンスは最高です。

Meritメリット

  • 健康保険なので安価
  • すべて金属なので破折の心配が無い
  • 保険適用のため、多くの人が選択している治療法

Demeritデメリット

  • 銀色なので口の中で目立つ
  • 見た目が悪い
  • パラジウム合金なので成分によっては、金属アレルギーが出るときがある

12%パラジウム冠ブリッジ

詰め物 被せ物 パラジウム冠ブリッジ
保険適用
健康保険1〜3割負担

ごくごく一般的な保険診療で入れるブリッジです、とにかく安価で噛めれば何でも良いよと言う患者さんにはコストパフォーマンスは最高です。

Meritメリット

  • 健康保険なので安価
  • すべて金属なので破折の心配が無い
  • 保険適用のため、多くの人が選択している治療法

Demeritデメリット

  • 銀色なので口の中で目立つ
  • 見た目が悪い
  • パラジウム合金なので成分によっては、金属アレルギーが出るときがある

ハイブリッドクラウンCADCAM冠クラウン

詰め物 被せ物 ハイブリッドクラウンCADCAM冠クラウン
  • 自由診療
  • 保険適用
※価格は健康保険1〜3割負担、写真は2本分

通常は4,5番の小臼歯のみ健康保険が適用、金属アレルギーの患者さんは、6,7番の大臼歯部も健康保険が適用可能です。
小臼歯が虫歯で差し歯になって困ってしまった方は、健康保険で4,5番の小臼歯でも白い歯が作れるようになりました。自然な色合いを再現出来るセラミックよりは、色の再現度はかなり落ちますが、とにかく白ければ良いよと言う患者さんにはおすすめです。

Meritメリット

  • 健康保険で白い歯が入る
  • なんと言っても安価である
  • CADCAM冠なので精度が高くとても安定感がある
  • 金属アレルギーでも安心
  • 金属アレルギーの診断書などの書類が有れば健康保険でも6番7番の大臼歯部分に入れることが出来る

Demeritデメリット

  • 健康保険の歯の中では比較的高価
  • 製造期間が10日と長い
  • 仮の歯が入らない
  • 歯を多めに削る必要がある
  • 2年間は作り替えが出来ない

セラミックなどの白い歯の色合わせ

詰め物 被せ物 セラミッククラウン フルセラミッククラウン
  • 自由診療
  • 保険適用

セラミッククラウン、フルセラミッククラウンなどの白い歯の色合わせについて、写真の様にシェードガイドという世界基準色がありそれに沿って歯科技工士さんがきちんと再現してくれます。ジルコニアやハイブリッドレジンは白いブロックから削り出しをしますので色の再現性は落ちます。

ハイブリッドセラミックインレー

 詰め物 被せ物 ハイブリッドセラミックインレー
自由診療
1本¥15,000 ※写真は2個ですが価格は1個分です。大きさによって多少価格が変わります。

虫歯を削り虫歯が神経まで到達していない場合は、穴の開いた部分には何らかの物を詰めなければなりません、健康保険では銀歯やコンポジットレジンで色や強度が心配、とてもきれいな詰め物がしたいならハブリッドセラミックインレーという選択肢があります。

Meritメリット

  • 色がとてもきれい
  • セラミックが混ぜてあるので健康保険のコンポジットレジンよりも強度がある
  • 金属では無いので色がきれい
  • 一体せ製作されるのでコンタクトが出しやすい
  • 自由診療の割には安価です。
  • 金属アレルギーでも安心

Demeritデメリット

  • 健康保険より値段が高い
  • 割れる事がある
  • 強度確保のため金属よりも比較的削る必要がある

メタルフレームセラミックブリッジ

詰め物 被せ物 メタルフレームセラミックブリッジ
自由診療
1歯¥50,000円で3本ブリッジ¥150,000〜 ※写真は3本ブリッジです。本数が増える場合は要相談
個人トレーによるシリコン印象代金込み

歯を抜いたけれどインプラントはちょっと心配だし、入れ歯は嫌、そんなときには両脇の歯を使って橋を架けるブリッジと言う方法があります。健康保険ですと全体に銀色のパラジウム合金になってしまいますが、こちらのセラミックブリッジですと白くてきれいな自然な色合いの歯が入ります。

Meritメリット

  • 色がとてもきれい
  • 色合わせがしやすい
  • 硬くて丈夫
  • 精度が高くとても安定感がある
  • 一部に金属が露出しており、パラジウム合金なので成分によっては、金属アレルギーが出るときがある

Demeritデメリット

  • 健康保険より値段が高い
  • あまり硬い物を食べると割れることがある
  • 白い部分が欠けると修復できますが、また同じ場所から欠けることがある
  • 口腔内の状態によってはカチカチとした音が出る事がある

メタルフレームセラミッククラウン

詰め物 被せ物 メタルフレームセラミッククラウン
自由診療
1本¥70,000

歯科技工士さんが、金属のフレーム作成後にセラミックを少しずつ焼き付け歯の形にした、大変手間のかかるブリッジです。

Meritメリット

  • 歯を削る量がフルセラミックよりは少ない

Demeritデメリット

  • 破折する事がある

ジルコニアクラウン

詰め物 被せ物 ジルコニアクラウン
自由診療
1本¥30,000 ※写真は1本

セラミックの歯を入れるにはちょっと予算が足りないけれど白い歯が入れたいそんな患者さんにはこのジルコニアクラウンがおすすめです。ジルコニアブロックを削り出しで作るこのクラウン、精度も硬さも申し分ない物が出来ます。

Meritメリット

  • 自由診療ではセラミックより安価である
  • 白くてきれい
  • 削り出しなので精度が高い
  • 精度が高くとても安定感がある
  • とても硬い素材なので破折の心配は無い
  • 金属アレルギーでもジルコニアなので安心

Demeritデメリット

  • 健康保険より値段が高い
  • 製造期間が長い
  • 口腔内の状態によってはカチカチとした音が出ることがある
  • ジルコニアのブロックの削り出しなので自然な色合いのグラデーションがつかない
  • とても硬い素材であるため対合する歯や根が破折することがある。
  • 歯を多めに削る必要がある

e-maxオールセラミッククラウン

自由診療
¥150,000

ゴールドクラウンブリッジ

詰め物 被せ物 ゴールドクラウンブリッジ
自由診療
1本¥60,000 ※写真は4本で¥240,000

最近めっきり入れる人がいなくなりました昔ながらの自由診療ゴールドのクラウンです。
すべてが金色ですので口の中で目立つことは間違いありません。一番の良いところは硬さがほどよいと言う以外は良いところはありません。あまりおすすめしていませんが、取り扱っております。

Meritメリット

  • ゴールドなので硬さががほどよく噛みやすい
  • すべて金属なので破折の心配が無い
  • 金色が好きな方はぜひ

Demeritデメリット

  • ゴールドなので口の中で目立つ
  • 見た目が悪い
  • 金属なのに値段が高い
  • 金と言っても金合金なので成分によっては、金属アレルギーの場合は不適のことが有る

セラミックとパラジウムのミックス冠のブリッジ

詰め物 被せ物 セラミックとパラジウムのミックス冠のブリッジ
自由診療
セラミック部分は1本¥50000〜銀歯部分は1本で¥10,000〜 ※本数に応じて要相談

治療の都合上どうしてもブリッジになってしまったが銀歯は嫌だ、でも予算が・・・ そんな患者さんには見えるところだけセラミックにして比較的見えない部分は銀歯を入れるという方法があります。写真ですと前2本だけセラミックで後ろ3本は銀歯、奥歯3本の辺りはそんなに見える部分ではありませんのでこんなやり方ができます。

Meritメリット

  • 自由診療ですが安価で済ませたい患者さん向け
  • 奥歯は金属なので破折の心配が無い
  • コストパフォーマンスは良い

Demeritデメリット

  • 銀歯の部分は見た目が悪い(そこまで目立たない)
  • 一部パラジウム合金を使用するので、成分によっては金属アレルギーが出るときがある

差し歯や詰め物が取れてしまった方へ

一部症例に有るような差し歯や詰め物が取れたらどうするか、まずは歯科医院へ行くことこれが一番重要です。そして取れた理由を探すところからスタートします。取れてしまった例に以下の内容があります。

  1. ただ単にセメントの劣化で取れただけ

    残留セメント(接着剤残り)をきれいに除去し、再びセメントにて付けます。

  2. 歯の一部に虫歯がありその場所から虫歯菌が侵入し外れた

    この場合ははじめから治療をやり直す必要があります。

  3. 残りの歯が折れて物理的に取れてきた場合

    このケースではレントゲンや目視、打診痛などが無いか、どこまで歯が折れているか確認が必要となります。その後の治療はそれから決めることになります。

  4. 歯肉の中に植わっている根が折れて差し歯が取れた

    レントゲン写真などでどこまで折れているかが重要で場合によっては抜歯することがあります。

  5. オールセラミックやレジンクラウン、ハイブリッドクラウンインレーなどが破折して取れた。

    修復が可能かは折れた場所や状態によります、基本的にはじめから治療をやり直しとなります。

  6. 歯と詰め物やクラウンの境目から毛細管現象により唾液が浸入して接着剤であるセメントを溶かしてしまった場合、このケースではさらに虫歯に発展している事もあります。

    レントゲン写真や目視、打診などで状態を把握し、最悪の場合抜歯、通常ははじめから治療をやり直す場合が多い症例です。

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